北欧の夏は、爽やかできれい。夏を彩るのは、いろいろなベリー類です。裏の林にはたくさんブルーベリーが。



1時間位でこれくらいの収穫。今年は、去年より小粒だな。
このままでもおいしいけど、特に朝、牛乳とお砂糖をかけて食べるとおいしい〜。健康な気分になる〜。



今はイチゴも季節で、そのおいしいことといったら.....
夏1度はこの5キロ入りの箱で買います。



庭に黒スグリ(カシス)を2本植えたのは3年前。もう結構実をつけています。1本はノルウェー、もう1本はフィンランドの種で、ノルウェーの方が早く実をつけます。
 


実が大きいのも特徴。でも味的には、フィンランドの方が好き。
ベリーは他にもまだいろいろあるけど、1番好きなのは黒スグリ。ちょっとクセのある強い香りがたまらない〜。
フィンランドでは、風邪をひくと黒スグリのジュースを飲むという民間療法があります。

夏は、いろいろなベリーでジャムをたくさん作りおきします。


「ヴィンテージ布雑貨」で売っているマリメッコの白黒布のバッグ。80年代のヴィンテージです。

5月28日のブログで、恐らく石本藤雄さんのデザインだと思うと書いたのですが、やはりそうでした。名前は「ピエカナ」(1983年)。タカ科の鳥や「ノスリ」のことです。





きなりの地に、約1.1センチ幅の黒い線。市松模様のようなのですが、線はちぎられたように端がギザギザ。地味だけど、おしゃれで日本的です。

エスポー市の美術館EMMAで、ビルゲル・カイピアイネン(1915−1988)の展覧会が開かれているので、友人と先日行ってきました。日本では、アラビアの「パラティッシ」シリーズのデザインが最も知られています。というか、他は関心を持たれていないような。

北欧モダニズムや機能主義とはまったく異なる装飾的、寓話的なデザイン。アラビアで大型セラミックのアートワークをたくさん作ってたんですね。同世代だけどシンプル好きのカイ・フランクとは不仲。

『北欧フィンランドのヴィンテージデザイン』には、カイピアイネンの壁紙が載っています。シンボリックで、少しミステリアスな雰囲気の壁紙で、最近のレトロブームでまた人気が復活しています。

138ページには、「どのヒバリが一番美しいか」(左側)


140ページには、「ヒバリたちの夜」3色


うーん、なかなかすごい世界。
みな、EMMAのショップで売っていました。

今日は、脇坂克二さんデザインの布を3点アップしました。1つは、有名な「ブ―ブ―」で、使用感がほとんどない手染めのヴィンテージです。



「ブ―ブ―」は、『北欧フィンランドのヴィンテ−ジデザイン』38ページに載っています。



今回アップしたのは、珍しい手染めの70年代ヴィンテージ。布に機械染めとは、まったく違う生き生きとした表情と力があります。布の名前も普通の「Bo Boo」ではなく「Bo Boo...」とピリオドが3個。

一つのデザインで幾つものバリエーションが作られてきていますが、こういった小さな違いも面白いです。

『北欧フィンランドのヴィンテージデザイン」に載っているマイヤ・イソラの「タイヴァーンクカットゥ(天の花)」。1970年のデザインです。

32ページでは、左上の写真右側に



33ページには同じグリーン系の布が、左側に写っています。



伊花、「こものあれこれ」にあるのは復刻布で作られたマリメッコのクッションカバー。
濃い目のブルーの地に白い花と紺の葉が散るかわいいデザイン。
テフロン加工されたしっかりした生地です。



近くで見ると、ポップでかわいいお花と葉っぱが。

『北欧フィンランドのヴィンテージデザイン』には、30ページと37ページにフィンレーソン社の「タイミ(苗)」が載っています。
デザインは、アイニ・ヴァ―リ。1961年の作品です。

30ページでは、ソファの右端。モノトーンのクッション。



37ページは白黒の写真、真中にあります。



60年代にとても人気のあったデザインで、フィンレーソンが復刻しました。
伊花の「こものあれこれ」または、ブランド名で探す→Finlayson にあるクッションカバー「タイミ」は、この復刻布によるフィンレーソンの製品です。
未使用の製品を現地発ならではのお値段でお届けしています。





北欧デザインというとシンプル、無駄がないというイメージが強いのですが、そうではない装飾的な系譜もしっかりとあります。
今シーズン、この紫のタイミはフィンランド郵便の封筒のシリーズにもなっています。

『北欧フィンランドのヴィンテージデザイン』に載っていて、伊花で売っているメッツォヴァーラの布として「フサ―リ(騎兵)」があります。42ページの写真で、ふわりと椅子に背にかけられている布。グリーン系の「フサ―リ」です。



1963年のデザインで、ヴィンテージならではのしっかりした厚みのある布。伊花、「メッツォヴァ―ラの布」で扱っているのは、美しいパープル系です。



同じ柄でも、色によってまったく印象が異なるのが面白いです。

先日のニュースの一つは、フィンランドのミッドセンチュリーのデザイン・プロダクト。約半世紀前、限定された量で生産された陶器やガラス製品、その他のプロダクトの国外流出が最近激化。博物館関係者などが危機感をつのらせている。

ヘルシンキ、ナショナル・ミュージーアムの関係者が、限られた数しかないものがフィンランドから持ちされることは、文化の貧困化につながるとTVニュースで発言。

一方、フィンランドを訪れている日本人バイヤーが写され、タピオ・ヴィルッカラやティモ・サルパネヴァなどが特に人気があると流暢な英語で語っていた。

今後は、ミッドセンチュリーのデザイン・プロダクト国外持ち出し禁止が視野に入れられているという。こうしたニュースが流れると、今のうちにとさらに持ち出しが激化したり、値段が高騰したりするかもしれない。

フィンランドがどういう文化ポリシーの路線を取っていくのか注目される。

『北欧フィンランドのヴィンテージデザイン』第2章のタイトルは、「色彩と巨大な花柄」。本には、巨大な花柄の布は出てこないのですが、特に60年代の花はとても大きい。ウニッコだってかなり大きいけれど、それよりはるかに大きいのです。

伊花で扱っているものとしては、フィン−ヘレン社の布があります。たとえば、ヒマワリの花。ど、ど、どうしてここまで大きいのっ?



もう一つ、フィンーヘレン社、リトゥヴァ・クロンルンド・デザインの「ティーローズ」は巨大なバラ。これは、健康的なヒマワリとは違う少し妖しい雰囲気。



リトゥヴァ・クロンルンドは、壁紙のデザインでよく知られていて、多数の作品がある中、ブルーの地の「ペルホネン(蝶)」が特に有名です。やや図案化された美しい蝶たち。『北欧フィンランドのヴィンテージデザイン』には、138ページに「ペルホネン」が載っています(右側)。



また、139ページにはクロンルンドの別のスタイルの壁紙「ハハトゥヴァ」が載っています(左)。

マリメッコ、「メッツァンヴァキ」の盗作問題は急速に解決に向かっているようだ。盗作されたウクライナ人画家マリア・プリマチェンコは1997年に亡くなっており、マリアの作品「旅するネズミ」の著作権は遺族にあるが、作品はウクライナのデコラティブ・フォークアート美術館が所蔵している。



マリメッコの社長ミカ・イハムオティラはウクライナ人画家の遺族とデコラティブ・フォークアート美術館に手紙を送り、盗作を認めて謝罪。著作権侵害に対して賠償金を支払い、マリアの遺族・美術館と共同で対処していきたいという意向を表明。そこには、フィンランドでマリア・プリマチェンコの展覧会を開くことなどが含まれる。

昨日の報道では、マリアの孫、イヴァンは穏便な解決を望んでおり、弁護士によると、マリメッコが「メッツァンヴァキ」によってこれまでいくらの利益を上げたかなど調査を進めているが、事を荒立てず、比較的少額の賠償金で解決したい意向だという。

また、マリメッコに権利を売るのではなく、マリア・プリマチェンコの作品を使用する権利を与えるという方向で解決への模索が進んでいるようだ。

フィンランドはマイナーな「小国」だけど、ウクライナはそれにさらに輪をかけたマイナーな「小国」。フィンランドはウクライナよりずっと裕福ではあるので、豊かな国の高名デザイナーが、貧しい国の無名アーティストの作品を無断で利用していたという構図を避ける方向で交渉を進めるのは、賢明だと思う。


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